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焙煎はコーヒーの個性を引き出す手段、コーヒー焙煎の基礎を解説します!

 

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コーヒーの焙煎ってなに?

 

身近なコーヒーがどうやって作られているか知りたいという方むけに、焙煎についてわかりやすく解説します!

 

コーヒーの焙煎とは

コーヒー豆は焼かないと飲めない

焙煎とはコーヒー生豆を焼き、旨味を引き出すことです。

 

コーヒーのもととなるコーヒー生豆はそのままだと青臭く飲むことはできません。そこで焙煎によってこの生豆に熱を加えることで旨味を引き出します。

 

焙煎によって味は驚くほど変化する

同じ生豆でも焙煎の温度や時間によって味は驚くほど変化します。

 

そのためコーヒー焙煎士たちは機械によって豆の温度変化や焼き時間を記録しています。こうしてそれぞれの豆に合った焙煎方法の発見や焙煎に再現性を持たせているのです。

 

焙煎でどう味が変わるのか

浅煎りと深煎り

焙煎の味の変化は大きく2つの軸があります。

それは浅煎りと深煎りです。

 

浅煎りは豆本来の味をより鮮明にすることが可能で、特徴的な味わいや酸味のある味を生み出します。

 

深煎りは独特の苦味とコクのある味わいがあります。豆の個性を強く押し出すというよりは安定した味を生み出します。昔ながらの喫茶店やコーヒーチェーンのほとんどはこの深煎りを提供しています。

 

直火式と熱風式

焙煎に使用する焙煎機にも様々な種類があります。

その中で重要な違いの1つが、どのように豆を熱するかです。

 

直火式はガスコンロやBBQのように、素材を直接火で炙る方法です。そして熱風式は高温に熱した風をドライヤーのように素材にあてることで熱する方法です。

 

それぞれの良さがあるため、自分の作りたい味や風味によって使い分けます。

 

直火式:ワイルドで強い個性を引き出す。

熱風式:豆を中から温めることでバランスの良い味を引き出す。

 

直火式と熱風式の違いについて下記の記事で詳細がまとめられています。

coffee-otaku.com

 

 

自分好みの焙煎度合いを見つける方法

個性的な浅煎り、コクのある深煎り

最近のスペシャリティコーヒーを扱う店のほとんどで、豆の産地と一緒にこの焙煎度が書かれています。

 

もしあなたが豆の個性を味わいたいなら、浅煎りを選びましょう。産地による特徴的な味わいを感じることができるでしょう。

 

逆に豆の個性を際立たせるよりも落ち着いたコクのある味を楽しみたい時は深煎りがおすすめです。

 

様々な産地の色んな焙煎度のコーヒーを飲み、好みの味を見つけましょう!

 

自分好みのコーヒー豆を一流のバリスタと一緒に探すことができる店が表参道にあります。もし自分の好みをプロと一緒に探したい方は必見です!

crea.bunshun.jp

 

焙煎はコーヒー豆の個性を引き出す手段

焙煎はコーヒーの味を大きく左右する工程です。

 

しかし、焙煎は決して味付けをする工程ではなくあくまでコーヒー生豆の個性を引き出す手段です。

 

一流の焙煎士はその生豆に合った焙煎方法を見極め、何度もテスト焙煎を試みることで最適な味を追求しています。

 

もし自分でもコーヒー焙煎を体験してみたいという方は、下記の記事で個人でも焙煎が体験できる方法をまとめています!

heppokozamurai.hatenablog.com

 

最後に

今回はコーヒーの焙煎というマニアックお話しでした。

 

焙煎をなるべくわかりやすく解説するためにたくさんの情報を省いていますので、もしこの記事を見て興味を持っていただけた方は是非Googleでもっと調べてみてください!

 

これからもこのブログではコーヒーの知識などをわかりやすくまとめ、皆さまの人生を少しでも豊かにする記事を発信していきます。

 

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