就活で困らない!留学経験を強みにする自己分析の方法
こんにちは!
今回は、留学経験が就活に活きるのかと悩んでる方や、せっかく留学で学んだことを就活にどう活かしてよいか分からない方むけの記事です!
留学経験をフル活用する自己分析の方法を筆者の経験を交えて解説します!
テーマは「深堀り」です。
留学をしたきっかけや留学で学んだことを活かして何を実現したいのかを深堀っていくことで、「私はこんな想いで留学に行き、こんなことを学んで、こんな風に今後に活かして行きたい」と一貫性を持った自己アピールに繋げることができます。
これから留学へ行く方や留学に行ったけど就活でどのように話したらいいかわからないという方に是非見ていただきたい内容となっています。
ちなみにこの記事は筆者の留学+キャリアカウンセリング経験を元に、少しでも皆さんの選択肢が広がる手助けができればと思い書いています^^
〜〜筆者経歴〜〜
・大学生の時1年間休学をしてイギリス留学を経験
・就活の時、留学経験をフル活用して海外販売比率の高いグローバル企業へ就職(北米欧州担当し6割英語の業務を実施)
・転職後の現在、プログラミングスクール受講希望者へのキャリアカウンセリングを月平均100件担当。
- 就活でなぜ自己分析をするのか?
- どうして留学に行ったのか?
- 留学の経験で何を学んだのか?
- 就活の面接で問われる、学びを活かし今後なにをしたいのか?
- 就活で留学を強みにするために、自己分析で思考を言語化せよ
就活でなぜ自己分析をするのか?
ここではこれから行う深堀りをより有意義に行うために、自己分析をなぜ行うのかを理解します。
自己分析を行う理由、それは「自らの行動の理由とそこからの学びを言語化する」ためです。
もう少し詳しく解説します。
そもそも企業からすると面接に来る人が「何をしたか」はそこまで重要ではありません。もちろん誰もやったことが無いようなチャレンジを成功させた人はポイントが高いかもしれませんが、ここで重要なのは「何をしたか」ではなく、「どうしてそれをしたか」と「そこから何を学び次にどう活かそうとしているか」です。
企業はあなたの思考パターンを見ています。
あなたが何を考え実行してきた人間なのか、その学びをこれからの社会人生活でどう活かそうとしているのかを知りたいのです。
よっぽどの経験者で無い限り就職先の業務は新しいことの連続です。その中で日々学びアウトプットしていく必要がある、だからあなたがちゃんと日々の学びを主体的に行い、業務に活かしていける人材かどうかを見極めたいのです。
どうして留学に行ったのか?
ではここから深堀りに入っていきます。
まずは留学という行動をあなたが実行した理由の深堀りです。
下記質問に沿って自らの思考を深掘ってみてください。
〜〜質問〜〜
- どうして留学に行こうと思ったんですか?
- どうして【1の理由】と思ったんですか?
- 【2の理由】と思ったきっかけは何だったんですか?
- 【3のきっかけ】を見て/聞いてどう思いましたか?
- 【4の思い】をもっと具体的に説明してもらえますか?
できたでしょうか?
下記に例を載せます。
どうして留学に行こうと思ったんですか?
→日本の外の世界を見てみたくて。
どうして【1の理由】と思ったんですか?
→日本以外の国の人がどんな考えを持っているのかを知りたかったから。
【2の理由】と思ったきっかけは何だったんですか?
→世界を旅行したバックパッカーの本を読んで。
【3のきっかけ】を見て/聞いてどう感じましたか?
→世界を探求しに行くバックパッカーが格好いいと思った。
【4の思い】の理由をもっと具体的に説明してもらえますか?
→様々な価値観を知ることで自分の世界を広げていくバックパッカーに憧れ、自分も多様な価値観を体験したいと思った。
短めに結論だけ纏めると、留学に行った目的は「多様な価値観を体験するために留学に行った」です。
留学の経験で何を学んだのか?
次に学びの深堀りをします。
下記質問に沿って自らの思考を深掘ってみてください。
〜〜質問〜〜
- 留学で何を学びましたか?
- 具体的にどんな体験を通して学びを得ましたか?
- その学びを得ることで自分の中でどんな変化がありましたか?
できたでしょうか?
ではまた下記に例を載せます。
留学で何を学びましたか?
→異文化理解を深めることで自分の常識がすべてじゃないことを学んだ。
具体的にどんな体験を通して学びを得ましたか?
→中国人の友人が食事を振る舞ってくれた時にお礼を何度も言うと怒られた。中国では親しい友人に親切にするのは当たり前でお礼を言われると距離うぃ取られてるように感じるらしい。
その学びを得ることで自分の中でどんな変化がありましたか?
→今まで当たり前だと思っていたことが文化や価値観が変わることで当たり前じゃなくなることを知った。
就活の面接で問われる、学びを活かし今後なにをしたいのか?
最後に今後なにをするかの深堀りをします。
質問は一つだけです。最後頑張って自らの思考を深掘って行きましょう!
〜〜質問〜〜
学んだことを活かして今後なにをしていきたいですか?
できたでしょうか?
こちらもまた下記に例を載せます。
学んだことを活かして今後なにをしていきたいですか?
→文化や価値観によって常識が変わることを学んだ。業務の中では多様な人や部署と関わることが多くなることが想定される。そこで今回の学びを活かし、様々な考えや意見を咀嚼して常に相手の気持ちを考えながらコミュニケーションを取ることを意識したい。
就活で留学を強みにするために、自己分析で思考を言語化せよ
いかがだったでしょうか?
深堀りは「なんでこう思ったのか?」「なぜこれをしたのか?」普段考えない自分の思考の深層に入っていく作業です。
ここまでしっかり実践していただいた皆さんの脳は相当疲れたのではないでしょうか?しかし、深堀りも筋トレと同じで鍛えることができます。
何度も何度もこういった深堀りを繰り返すことで、面接などで突然初めて聞かれる質問をされた時も自分の思考を言語化して相手に伝えることができます。
もしまた迷った際は、ここまで自分に投げかけた質問をもう一度繰り返し思考を整理してみてください!
おわり